新型脱毛レーザ機器 「エリートiQ」 を用いた脱毛
-メラニンリーダー"Skintel®"(スキンテル)の活用-

2023.01.25

レーザ脱毛治療時の肌質の診断を誤り、トラブルが発生するリスクに不安を抱いている先生もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような医療機関への導入にふさわしいのが、メラニン測定器「Skintel®(スキンテル)」を搭載した最新医療脱毛レーザ機「エリートiQ」です。 今回は、西堀形成外科院長、西堀公治先生にメラニン測定器「Skintel®(スキンテル)」を活用したエリートiQの治療についてご紹介いただきます。


新型脱毛レーザ機器 「エリートiQ」 を用いた脱毛 -メラニンリーダー”Skintel®”(スキンテル)の活用-

 西堀公治 先生

Jeisys Medical Japan株式会社のHPをご覧いただきありがとうございます。

レーザ脱毛治療時の肌質の診断を誤り、トラブルが発生するリスクに不安を抱いている先生もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのような医療機関への導入にふさわしいのが、メラニンリーダー「Skintel®」を搭載した最新脱毛レーザ機「エリートiQ」です。

今回は、西堀形成外科院長、西堀公治先生にメラニンリーダー「Skintel®」を活用したエリートiQの治療についてご紹介いただきます。

【目次】

  1. エリートiQについて
  2. レーザ施術によるトラブルについて(6:00~)
  3. Skintel®メラニンリーダーの設定方法(20:57~)
  4. エリートiQのリスクを軽減するクライオ6の使用方法(27:35~)
  5. 10年間エリートシリーズを使用した利点(33:48~)
  6. まとめ(33:47~)

2020年の1〜12月の間に西堀形成外科で美容レーザ治療を受けた患者様は4922件、一日の平均は18件でした。西堀形成外科は歴代のエリートシリーズを10年以上にわたり、多くのレーザ治療に使用したノウハウがあります。その中で、新機器「エリートiQ」が患者様やクリニックに与える利点を紹介します。

1. エリートiQについて

2022年に発売された「エリートiQ」には755nm(アレキサンドライトレーザ)と1064nm(Nd :YAGレーザ)の2つの波長があり、様々なスキンタイプに対応が可能です。

どちらの波長を選択しても、旧モデルの「Elite+」に比べると最大エネルギー量が大きくなっているため、照射出力に安定感が増しました。

さらに、最大のスポット直径が24㎜と大きくなりました。照射範囲が広がったため、患者様とクリニック双方の負担となる施術時間を大幅に軽減できる可能性があります。

2. レーザ施術によるトラブルについて(6:00~)

レーザ脱毛施術では、患者様にやけどや肌トラブルを負わせてしまうリスクがつきまといます。西堀形成外科でも、2020年に6件のレーザ治療の照射トラブルが発生しました。

動画では、実際に起きた照射トラブルを紹介しています。

こちらの29歳男性は、肌の色と毛の密度にそぐわない強いモードで照射した結果、膿痂疹と発赤などの肌トラブルが起きた例です。

目視のみに頼ったスキンタイプの判断は熟練したスタッフでも難しく、患者様に火傷を負わせるリスクがあります。

そこで注目したい機能が、エリートiQに新搭載された「Skintel®」です。患者様によって異なる肌質や色の違いを識別し、自動的に波長やフルエンスを決める手助けをしてくれます。

今までスタッフの目視に頼りきりだったアセスメントをSkintel®に委ねることで、患者様のスキンタイプを客観視することが可能になりました。

スキンタイプに適した照射モードを判定してくれるため、患者様に火傷を負わせるリスクの軽減が期待できます。さらに、どのスタッフが施術をしても同じ結果になるので、クリニックの技術力の一定化や、脱毛施術をするスタッフの負担を軽くする可能性がある機能です。

3. Skintel®メラニンリーダーの設定方法(20:57~)

エリートiQの照射モードを設定する際には、Skintel®リーダーを何度か肌に当て肌色の濃さの平均値を測定します。判定結果がエリートiQ本体に送られるとスキンタイプをはじき出し、患者様一人ひとりに適切な照射パワーが選択できる仕組みです。

今回は3人の患者様のスキンタイプを測定しました。26:00〜症例3の患者様は、スキンタイプ4の濃い肌色です。データを本体に送ると、濃い肌色にとってやけどのリスクが高い755nm(アレキサンドライトレーザ)の波長は、自動的に選択が不可能になります。

Skintel®リーダーが照射モードの選択をサポートしてくれるため、スタッフの主観的な目視に頼りきりにならず判断ミスの防止につながります。

動画の22:34〜では、Skintel®リーダーで肌のスキンタイプを測定しエリートiQで照射モードを設定する方法を詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

4. エリートiQのリスクを軽減するクライオ6の使用方法(27:35~)

レーザ照射の前後に肌表面の温度が100度を超えると、火傷のリスクが高まるとされています。

火傷のリスクを軽減するためには、照射前後は冷却器を併用し、お肌の温度の上昇を75度に抑えるのが理想的です。

「クライオ6」は、肌に直接冷風を当てながら使用します。風量を調節しながら、連続して風を送れるため、肌の温度を一定に保ちやすいのが特徴です。また、消耗品がないためランニングコストが少なく済むというメリットもあります。

安定した冷気を十分に送るため、機器の取り扱いには注意が必要です。クライオ6の取り扱いの注意点については、動画の31:57〜詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

5. 10年間エリートシリーズを使用した利点(33:48~)

10年間にわたり歴代のエリートシリーズを利用してみた結果、まず利点としてあげられるのが操作の簡便さです。使い方を理解すれば難しい操作がないため、スタッフの脱毛施術へのストレスが少なく済みます。

また、別のレーザ機器を使用しているクリニックが多いため、エリートシリーズを採用することで他院との差別化を図れることもメリットです。特別感がある分、スタッフも患者様に機器を紹介しやすく、患者様の来院につながりやすいでしょう。

6. まとめ(33:47~)

レーザ脱毛施術では、細心の注意を払っていてもスキンタイプの判断は難しく、照射トラブルを完全になくすことはできません。

エリートiQの導入は、患者さまの施術に対する不安を軽減し、さらにクリニックの技術力の担保や施術スタッフのストレス緩和に役立つと期待しております。

患者様とスタッフ双方から満足度の高い医療脱毛器を導入したいとお考えの先生方は、ぜひエリートiQの導入をご検討ください。

他のセミナー

資料請求
お問合せ